高輪大木戸跡

第一京浜沿い三田から品川駅に向かう途中、札の辻を過ぎて泉岳寺に行くまでの道路海岸側に、石垣が一部残されているのが見える。「高輪大木戸」は、当時の東海道沿いに、品川宿を過ぎて江戸に入る際の関所で、言わば江戸の「玄関口」であった。

文字通り、大木戸には木扉が設けられ、交通量の制限や治安の維持の目的で夜は木扉は閉じられたという。木扉の両側には石垣が築かれた。現在残っている石垣の一部はその痕跡である。

甲州街道の玄関である四谷大木戸などは全て取り壊され残されていないため、高輪大木戸跡は当時を偲ばせる貴重な痕跡ではないだろうか。

やや駅などからは離れているため、近隣を散歩しつつ訪ねるといいだろう。



 

おまけに、第一京浜沿いの近隣の風景を少しご紹介。

 

赤穂浪士の墓で有名な泉岳寺。都営地下鉄・泉岳寺駅より坂道を登るとすぐのところにある。

札の辻交差点より少し南に、元和キリシタン史跡がある。元和9年(1623年)に、この付近で50名が火刑、斬首刑に処せられたとのこと。

高輪大木戸跡、札の辻、いずれも、当時の「江戸の端っこ」であることを示す史跡と言えないだろうか。



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